WORKS

プロジェクト0 tutiura canvas(戸建住宅) 木造2階建 設計・監理・撮影 五十嵐雄祐

2010/11/29

雪が積もる前に

最近は週末のコトばかりですが、
ちゃんと建築してます。
水面下で。。。
先日行った講演で北山孝雄さんも
100回仕掛けて1つものになればよいと
おっしゃっていました。
100回でダメなら、もう100回。
仕掛けていきます。

と言いつつ、週末雪が積もる前に
モエレ沼公園散策に。

すっきりとした秋晴れ、
空気も澄んでいて気持ちいい。
アルテピアッツァもそうでしたが、
何気なく置いてあるものも
気が利いていて、空間を邪魔していない。

日々の時間の流れを
忘れさせてくれる空間。

作られすぎてなく、
集う人が各々で
過ごし方や使い方を考える。

そんな空間づくりができたらいいな。

2010/11/26

とろけるような柔らかさ

札幌の中島公園にある
ギャラリー創で行われている
札幌在住の漆造形家、渡邊希さんの個展
『paraselene』に行ってきました。

以前、近代美術館の立体表現展で拝見して以来、
気になっていた作家さんの個展です。

今回の個展のために
新たに1作品に数カ月ずつかけて作成された作品。
ひとつの作品を作るのに50もの工程を擁するそうです。
気が遠くなる。。。


空間全体が渡邊さんの作品で、
トータルプロデュース力がすごい。
何度も通って、ずっと居座りたくなる空間。


建物や人やモノが写り込み、
いろいろな表情を見せてくれます。

『漆』という固定概念が崩れました。



29日までやっているそうです。
渡邊さんにもお会いできます。

詳しくはこちらまで。
http://sou.agson.jp/





2010/11/22

道央探訪

21日、道央あたりを散策していました。
紅葉の時期はほぼ終わり、
根雪が降るちょっと手前。


わかりずらいですが、
こちらでは雪の使者『雪虫』が大量発生。
札幌では最近お目にかからなくなりました。


まず訪れたのが、「アルテピアッツァ美唄」。
札幌駅の大理石の彫刻なども手掛けている
美唄出身の世界的彫刻家安田侃さんの作品が
常設展示している場所。


11月も後半に差し掛かり、
残念ながら大理石の彫刻は冬囲いされていましたが、
ネットをおさえるおもりの石も大理石。
さりげないけど、すごいこだわり。


自然と彫刻が一体となっているアートスペース。
奥に進むと木々や笹がが生い茂る小道が現れる。


その先に不気味な立て看板。
4月の出来事とはいえ、
冬眠前のクマに出くわす恐れも。。。
ても、先の彫刻が気になり、
目いっぱい鈴を鳴らして奥へ。
鹿の蹄のあとやフンがやけにリアルで
ビビりながらも、あちこち散策。


いたるところに彫刻が隠れています。
凛とした空気の中、
松葉のじゅうたんの上でみる作品も素敵です。
季節によって風景が変化し、
彫刻の楽しみ方を何倍もしてくれます。
何度か訪れていますが、いつ来ても違う表情。
次は真冬、そして雪解けした新緑の時期に訪れたい。


さらに北上し旭川へ。
恩師の研究室に顔を出し、
その後部分的にオープンした旭川駅の新駅舎へ。
東京大学教授の内藤廣さんの設計です。

入った瞬間、日本の駅ではあまり感じることのできない
ボリューム感。
北欧の駅や空港ような解放感と
旅人をやさしく迎えてくれる木の内装。


そして、特徴的な構造フレーム。
さすがに北欧の中央駅ほどホームの数はないが、
気持のよい空間。


フルオープンはまだ先ですが、
とても楽しみな建物です。

2010/11/21

ウィンターシーズン!

20日、定山渓の札幌国際スキー場がオープンしました。


早速、朝一で初滑り。
滑るのはもちろんですが、
ゴンドラに乗っている間も大事。
煮詰まっているとき、考え事をするにはよい時間。
事務所にいれば嫌でも情報が耳や目から入ってくるので
頭の中の情報を整理する空間。


ま、まだまだ雪は足りない。
がっちり降って!
(山だけ。。。)

2010/11/16

妖艶な魅力

最近、ギャラリー創のブログ化している当ブログですが、
今回もギャラリー創の17日からの個展のお知らせです。


札幌在住の作家 渡邊 希さんの個展です。
漆で立体を表現する『漆造形家』の方です。

以前、近代美術館で一度拝見しましたが、
それとはまた違った作品で今回の個展のために
制作されたものだそうです。

設営の最中お邪魔してきました。
展示の細部までこだわりつくした空間、必見です。

詳しくはこちらまで。
http://sou.agson.jp/



2010/11/15

こどもの椅子展クロージングパーティー

長らく間が空いてしまいました。
先月竣工しました土浦の家(tutiuracanvas)の
報告をしたいところですが、
このところの天候不良で外部の外構の残工事や
竣工写真ができておらず。。。
近々アップします。

札幌は一気に気温が下がり、
朝晩暖房が欠かせなくなってまいりました。
街は赤や黄色の落ち葉のじゅうたんで色付きています。
根雪になるのはまだかかりますが、
ちらほら雪が降り始めます。

先週土曜日、ギャラリー創のこどもの椅子展の
クロージングパーティーでした。
一般の方や木工家、建築家などのみなさんが
あつまりました。(やはり若い人が少なく残念。。。)


期間中、400人を超える来観者だったそうです。
それでも昨年よりすくなかったそうですが、すごい人数。
当日の投票結果の発表では、トップ3とも動く椅子。
お気に入りの椅子ということで選ぶ基準もかなり幅があり、
全体的に僅差だったそうです。


発表の後の作家さんのお話は大変興味深く、
建築にも通じるなと思うことが多々。
椅子への思い入れも熱く、
できれば投票する前に聞きたかったなと思いました。


特にお話を聞いて胸打たれたのが
余部さんという26歳の旭川の作家さんです。
幼いころYチェアに出会い椅子に目覚め、
「世界一座りやすい椅子を作りたい」と単身旭川へ。
そこで営業や椅子張の仕事などをしながら
仕事が終わった後工房に残り、
今回の出展作品を作り上げたそうです。
生まれて初めて作ったを椅子を大事に抱えJRで札幌まで。
けして完成度は高いわけではないのですが、
ひしひしと情熱が伝わってくる椅子。
「今回の出展でいろいろな意見をもらい、また僕は成長できます」と。
なにより、余部さん本人がキラキラ輝いていました。
自分たちが建築に出会い、建築家を目指し、
下手なりに模型を作ったり、図面を描いたり、
名建築と呼ばれるものを見て回った頃と重なり、
またその気持ちを今もずっと継続し、より熱くなっている。
自分の在り方やこの先のスタンスを考える中で、
強い刺激になりました。

『初心忘るべからず』を体現している人。
素敵です。

2010/11/01

こどもの椅子展

中島公園近くになるギャラリー創で
11/4まで「my chairs vol.4 こどもの椅子展」が
開催されています。


21人の木工家がこどものために
創った椅子を展示してあります。

『こどもの椅子』と言っても
大人用の椅子をそのままミニチュアにした椅子や
遊び心あふれる椅子など
作家の方のとらえ方によって様々。


大人も座ってもよいそうなので
子供だけでなく大人も楽しめます。

ギャラリートークやクロージングパーティーも
あるそうです。

詳しくはこちらまで。
http://sou.agson.jp/